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【早稲田松竹】6/3(土)~6/9(金)「女は女である」「はなればなれに」

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60年代ゴダールを語るうえで、当時のミューズだったアンナ・カリーナの存在を無視することはできません。『女と男のいる舗道』など彼女の存在なしでは想像もできない作品は言わずもがな、彼女の出ない『勝手にしやがれ』も当初のヒロインにはやっぱりアンナが想定されていたそうですし、『軽蔑』や『恋人のいる時間』などで描かれた移り気な女性の不可解さは、アンナの浮気に悩んでいた当時のゴダールの実感そのものでした。そんなアンナで始まりアンナで終わったゴダールの甘酸っぱい青春期(!?)を象徴するのが、今回上映する2作品です。

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Jean-Luc Godard
1930年12月3日、パリ生まれ。アンリ・ラングロワのシネマテークに通い詰め、アンドレ・バザン主宰の「カイエ・デュ・シネマ」誌などで映画評や映画論を執筆する。短編を経て、『勝手にしやがれ』(59)で長編監督デビュー。ベルリン国際映画祭銀熊賞及びジャン・ヴィゴ賞を獲得する。以来、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として精力的に活動。

68年に「ジガ・ヴェルトフ集団」を結成して革命映画に邁進し、73年、アンヌ=マリー・ミエヴィルと共に、グルノーブルに「ソニマージュ」を設立。80~90年代には、スイスに拠点を移し、映像と音の可能性を追求する。98年に『映画史』全8章を完成。2014年、初の3D作品『さらば、愛の言葉よ』でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞する。

filmography

・コンクリート作線(1954)*短編
・コケティッシュな女(1955)*短編
・男の名前はみんなパトリックっていうの(1957)*短編
・水の話(1958)
・シャルロットとジュール(1959)*短編
・勝手にしやがれ(1959)
・小さな兵隊(1960)
・女は女である(1961)
・怠惰の罪*『新7つの大罪』の一篇(1962)
・女と男のいる舗道(1962)
・新世界*『ロゴパグ』の一篇(1963)
・カラビニエ(1963)
・軽蔑(1963)
・立派な詐欺師*『世界詐欺物語』の一篇(1964)
・はなればなれに(1964)
・恋人のいる時間(1964)
・モンパルナスとルヴァロア*『パリところどころ』の一篇(1965)
・アルファヴィル(1965)
・気狂いピエロ(1965)
・男性・女性(1966)
・メイド・イン・USA(1967)
・彼女について私が知っている二、三の事柄(1967)
・未来展望*『愛すべき女・女たち』の一篇(1967)
・カメラ・アイ*『ベトナムから遠く離れて』の一篇(1967)
・中国女(1967)
・ウイークエンド(1967)
・たのしい知識(1969)
・ワン・プラス・ワン(1968)
・ブリティッシュ・サウンズ(1970)
・プラウダ(真実)(1970)
・東風(1969)
・イタリアにおける闘争(1971)
・万事快調(1972)
・うまくいってる?(1975)
・パート2(1975)
・ヒア&ゼア こことよそ(1976)
・勝手に逃げろ/人生(1979)
・パッション(1982)
・フレディ・ビアシュへの手紙(1982)*短編
・カルメンという名の女(1983)
・ゴダールのマリア(1985)
・ゴダールの探偵(1985)
・映画というささやかな商売の栄華と衰退(1986)
・右側に気をつけろ(1987)
・ゴダールのリア王(1987)
・アルミード*『アリア』の一篇(1987)
・ゴダールの映画史 第1章 すべての歴史(1989)
・ゴダールの映画史 第2章 単独の歴史(1989)
・ヌーヴェルヴァーグ(1990)
・新ドイツ零年(1991)
・ゴダールの決別(1993)
・JLG/自画像(1995)
・フォーエヴァー・モーツァルト(1996)
・映画史(1998)
・愛の世紀(2001)
・時間の闇の中で*『10ミニッツ・オールダー イデアの森』の一篇(2002)
・アワーミュージック(2004)
・映画史特別編 選ばれた瞬間(2005)
・ゴダール・ソシアリズム(2010)
・さらば、愛の言葉よ(2014)

 

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女は女である
Une femme est une femme
(1961年 フランス/イタリア 84分 35mm
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2017年6月3日から6月9日まで上映
開映時間 12:10 / 15:35 / 19:00

■監督・脚本 ジャン=リュック・ゴダール
■原案 ジュヌヴィエーヴ・クリュニ
■撮影 ラウル・クタール
■編集 アニュス・ギュモ
■音楽 ミシェル・ルグラン

■出演 アンナ・カリーナ/ジャン=クロード・ブリアリ/ジャン=ポール・ベルモンド/マリー・デュボワ/ジャンヌ・モロー/カトリーヌ・ドモンジョ

■1961年ベルリン国際映画祭銀熊賞・女優賞受賞

■物販情報
・B全ポスター(1000円・数量限定)

© 1961 STUDIOCANAL IMAGE - EURO INTERNATIONAL FILMS,S.p.A.

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パリ、1961年。気まぐれで愛すべき女。
ゴダール×アンナ・カリーナの、
“幸福な”ミュージカル・コメディ。

picパリの下町の小さな本屋の店で働くエミールは、ストリップ・ガールのアンジェラと同棲している。そのアンジェラが急に赤ん坊が欲しいと言い出した。そのことで、二人は意見が合わず、喧嘩がたえない。男のエミールにしてみれば、子供はいらないし、正式な結婚なんかしない方が都合がいいからだ。だが、どうしても子供を生むと意地になったアンジェラは他の男に頼んでつくってもらうと、おだやかならぬ宣告をして…。

pic『女は女である』は、ジャン=リュック・ゴダール監督が『勝手にしやがれ』で衝撃的デビューを飾り、『小さな兵隊』が政治的問題で公開禁止となった後の長篇第三作にして初のカラー作品。ゴダール唯一のミュージカル・コメディであり、その類い希な色彩感覚を発揮し、ヌーヴェル・ヴァーグの明るさ、愉しさがここに極まった傑作である。

主演は60年代ゴダール映画のミューズ、アンナ・カリーナ。ゴダールの愛の視線がカリーナの魅力を見事に引き出し、ゴダール作品中、最も多幸感があふれるものに結実した。ゴダールとカリーナは本作の撮影直後、正式に結婚している。音楽は、『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』などジャック・ドゥミ監督作品でお馴染みのミシェル・ルグラン。

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はなればなれに

Bande à part
(1964年 フランス 96分 DCP
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2017年6月3日から6月9日まで上映
開映時間 10:20 / 13:45 / 17:10 / 20:35

■監督・脚本 ジャン=リュック・ゴダール
■原作 ドロレス・ヒチェンズ『愚か者たちの黄金』
■撮影 ラウル・クタール
■編集 アニュス・ギュモ
■音楽 ミシェル・ルグラン

■出演 アンナ・カリーナ/クロード・ブラッスール/サミ・フレ/ルイザ・コルペイン

■オフィシャルサイト
http://mermaidfilms.co.jp/hanarebanareni/

■パンフレット販売なし

© 1964 Gaumont - Orsay Films

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冬のパリ、恋と犯罪の狂騒曲。
50年以上たった今もまったく色褪せることのない、
最高の犯罪メロドラマ!

picある日偶然出会った小悪党の男ふたりと、無垢な女。パリ郊外にある女の叔母の家から大金を盗む計画を立てる3人だが、予期せぬハプニングから計画は殺人事件へと発展する。強欲なアルチュールに惹かれるちょっと奥手なオディールと、彼女をひたむきに愛する優しいフランツ。アマチュア強盗団3人のバランスは、逃亡生活のなかで徐々に崩壊していく…。

pic1960年代のパリの風景のなかくりひろげられる3人の物語は、サスペンスフルでありながらどこかユーモラス。原作はドレス・ヒチェンズの犯罪小説だが、ゴダールの大胆な翻案により、まるでハリウッド製B級犯罪映画のような物語のなかに、男女の三角関係がロマンティックに映し出されている。

picモノクロ映像のなか、アンナ・カリーナの輝くような魅力がたっぷりと描かれた本作。音楽を手掛けるのは、フランスを代表する作曲家ミシェル・ルグラン。インストゥルメンタル・ナンバーと共に3人がカフェでマディソン・ダンスを踊るシーンと、実際のルーブル美術館でゲリラ撮影された3人の全力疾走シーンは、映画ファンの間で現在も語り継がれる名シーンであり、『ドリーマーズ』や『ウィークエンドはパリで』でもオマージュが捧げられている。また、映画監督のクエンティン・タランティーノは本作の大ファンで、自らの製作会社の名前に仏題「Bande à part」と付けたのは有名な話。

 

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DATA
早稲田松竹映画劇場
TEL
03-3200-8968
住所
東京都新宿区高田馬場1-5-16 
営業時間

上映作品によりタイムテーブルが異なりますので、週により開館・閉館時間は異なります。

<入場料> 1,300円(大人)/1,100円(学生)/800円(ラスト1本)など

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