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『夜は短し歩けよ乙女』

著者:森見 登美彦 角川文庫 刊

 MY本 Vol.38

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 「憧れは、自分らしく社会で活躍する女性像」̶真っ直ぐな瞳でそう語るのは、歴代3人目の女性代表として約600人もの学生を束ねる早稲田祭2019運営スタッフの代表の田村さんだ。読書好きで様々な本に巡りあってきた彼女は、大学1年生のころに友人の勧めでこの本に出会い、自分と同じ大学生の女の子のヒロインが力強く自由に生きる姿に強く惹かれていったのだという。

 4部構成となっている本著の中で、特に印象深く残っているのが”学園祭”をテーマに描かれている第3章。文中の「不毛な情熱そのもの」という決して綺麗なだけではない、泥臭さに溢れた学生の活動的な部分に、学園祭に携わっている自分としても深く共感を覚えるものがあったそうだ。

 今年の早稲田祭のキャッチコピーは”いまを時めく者たちへ”。代表になり改めて読み返すと「祭を創り上げるにあたり、秩序立って安心安全を求めることも大切だが、それ以上に各々が好きなことをできるように早大生らしさを活かした学園祭にしたい」と思うきっかけとなったという。「ワクワク・ドキドキという感情は、祭には必要不可欠なもの。参加者も来場者も皆でワクワクしてもらえたら」と田村さんは目を輝かせながら話す。

 学園生活について描かれ、自分の生活と重ねやすい部分も多くあるという本著。ぜひ学生や若者におすすめしたい一冊だ

 

Text:Okazaki Miku

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「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」。2人に待ち受ける摩訶不思議な珍事件の数々を描いた、京都を舞台とする恋愛ファンタジー小説。

早稲田祭2019運営スタッフ代表
田村真瑠子さん

早稲田大学社会科学部 3年
早稲田祭は早稲田3大行事の1つで、例年約18万人もの来場者を誇る。早稲田祭2019は2019年11月2日(土)、3日(日)の10:00~17:00まで開催。約450企画の企画数を誇る。

☆ 早稲田祭公式サイト
http://www.wasedasai.net/

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