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高田馬場駅からさかえ通りを歩くこと約2分、右手に落ち着いた店構えの本格手打ち蕎麦の店が見える、その2階が新しくオープンしたラーメン麺塾だ。階段を上れば日本料理でも出てきそうな落ち着いた店内、まるで寿司屋や料亭のようなカウンター上にある魚骨を収めた木枠のガラスケースが特に印象的だ。日本料理店を営む店主が常連の「裏メニュー」として長年の間研究された体に優しいラーメンがそこで味わえる。丁寧な仕込みと計算された栄養価、ラーメンなのに和食のように優しい感覚が得られるのだ。健康に配慮された魚骨スープからはコラーゲン、DHAなどの栄養がしっかり摂取できる。夏季限定「地鶏と夏野菜の冷やし麺」など日本料理ならでは四季の素材を採り入れるなどのの工夫がなされ、何度訪れても飽きが来ない。またお昼のみ一階店舗の「本格手打ち蕎麦」も味わえる。手打ち蕎麦を提供する、ラーメン麺塾これからもどんどん進化していきたい、そんなラーメン麺塾で、店主の熱い想いをぜひとも感じてほしい。
(掲載日:2010年7月1日)

食べているときは確かにラーメン、だが食後の感覚は和食のようにさっぱりしている。その感覚を生み出す正体は魚骨スープにある。魚は日本人が日常的に食しているものであり、体の中できれいに溶けてくれる食材だ。いかなる食材もカラダに摂り入れる際にいい状態で使うのが店主の基本姿勢。築地で仕入れた魚骨を燻製加工して抽出された魚骨スープは、冷めると煮凝りのように固まるほど、たっぷりとコラーゲンが入っている。栄養価が高いことは言わずともわかるだろう。手間を惜しまずに作るからこそ味わえる魚骨スープ、ぜひ一度味わっていただきたい。

長年研究してきた自家製麺づくり。元々手打ち蕎麦を作り続けている店主は、蕎麦打ちの経験を活かして、蕎麦のエッセンスを残したラーメンづくりを研究してきた。そして行き着いたのが、小麦の中でも栄養価の高い全粒粉、全粒の粗さをネバリの強い蕎麦の甘皮を絶妙な割合でブレンドで補い、独特な食感とコシのある麺である。ラーメン麺塾の自家製麺からは食物繊維、ミネラル、ビタミンがしっかり得られる、ここでも店主の想いとこだわりを感じられるだろう。店主はうどんも蕎麦も長年手打ちで作ってきたが、麺であるものならどんどん踏み込んでいきたい、これからももっと深く麺についての研究を続けたいと語る。麺の研究を続ける麺塾では、数ヵ月後、数年後には新しいメニューが生まれているかもしれない。

日本料理を作る店主は、旬の食材を使ったラーメンを提供したいという。お客様を飽きさせない、より良いものを提供したいという強い想いを持ち、努力を惜しまない。進化を続ける中でも和食らしさを忘れず、毎日必ず仕入れる鮪の骨をベースに、旬の魚の骨をスープに使う。一日ごと、月ごと、季節ごと、とにかく通ってみたくなるラーメン店だ。しかも、変化を続けるのはスープだけではない、麺においても季節ごとに変化をつけたいと店主は言う。射撃と狩猟が趣味であるという店主。秋、冬には自ら仕留めた「ジビエ」を使ったラーメンを構想中ともいう。長い付き合いをすればするほど魅力を味わえるお店であることは間違いないだろう。

一つ一つの工程が丁寧であるだけでなく、そこに用意されたトッピングも健康に配慮されている。麺塾では豚と鶏、2種類のチャーシューが用意されており、鶏チャーシューを用意したのもカラダにいいということが一番の理由であった。カウンター上には臭みが気になる方のための香味野菜、そして蕎麦湯が用意されている。麺を頂いた後、スープを蕎麦湯で割って飲むことができるのだ。魚骨スープで割ることも可能だが、蕎麦湯で飲むことで蕎麦の栄養も摂れてしまうという。もちろん、お客様への配慮は料理だけに留まらない。店内も常に綺麗に、親切な接客を大切にしている。日本料理を食べに来たような錯角を覚えるおもてなしなのだ。ラーメン麺塾ではラーメンが苦手な方でも食べられるラーメンを作るというのがコンセプトの一つであり、店主の料理人としての配慮が随所にみられる。

これまで社会人をお客様として迎えることしかなかった店主。しかし、ラーメン店を始めてから学生が自分の料理を食べにきてくれるようになったという。ラーメン店というと若い人でも入りやすく、大学生や学ランの高校生、杖をお持ちの高齢のお方も訪れるという。「料理店のラーメンの味をぜひともより多くの人達にも味わっていただきたい」と店主は語る。世代を超えたさまざまなお客様が関われるひとつの空間がすでに出来上がっているラーメン麺塾、こうしていろんなお客様に来てもらえること、それが店主の喜びなのだ。(取材・文:水谷 晴美)
| 席数 | 10席 |
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| タバコ | 禁煙 |
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