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【早稲田松竹】9/5~11|『時代屋の女房』『鬼龍院花子の生涯』『瀬戸内少年野球団』『魚影の群れ』

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今回お送りするのは、女優・夏目雅子さんの特集です。27年という短い生涯に残した代表作4本では、どの作品でも彼女の芯の通った存在感が強く印象に残ります。

その美しさは時に気高く、人間離れした神秘性を帯びるかとおもえば、その場を包み込むような温かみや痛切な哀しみを湛えます。『鬼龍院花子の生涯』のような男の意地と欲が絡まったドラマの中でも、彼女の誠実な演技がより一層観る者の心のよりどころになります。

「20年前だったらわたしはドキュメンタリー作家にならず、彼女のために劇映画をつくっていただろう」クリス・マルケル(山田宏一「友よ映画よ」より)

日本を題材としたドキュメンタリー『サン・ソレイユ』などで世界的に知られるフランスの映画作家クリス・マルケルは、80年代初めに来日した折、TVで観た「西遊記」の三蔵法師役の夏目雅子さんに熱狂したといいます。マルケルは、彼が生涯愛したネコに、彼女の不思議な魅力を重ね合わせてみていたのかもしれない、と同じく愛猫家の私はつい想像してしまいます。

「今、最高に美しく乗っている女優である。」
『瀬戸内少年野球団』のパンフレットに掲載された彼女のプロフィールの一文です。本作公開から一年後に亡くなったことを思うと運命の残酷さを感じずにはいられません。しかし、没後30年の時が経過しても、ますますファンを増やしていく彼女は、ある意味ではこの一文を永遠のものにしてしまったのだと思います。

森﨑東、五社英雄、篠田正浩そして相米慎二という名匠、鬼才たちが引き出した夏目雅子さんの色褪せない魅力をぜひスクリーンでご覧ください!

出典:早稲田松竹映画劇場(ルー)

 

時代屋の女房
(1983 日本 97分 35mm ビスタ/MONO)

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2015年9月5日-9月7日上映
■監督・脚本 森﨑東
■原作 村松友視
■脚本 荒井晴彦/長尾啓司
■撮影 竹村博
■美術 芳野尹孝
■編集 杉原よ志
■音楽 木森敏之
■出演 渡瀬恒彦/夏目雅子/津川雅彦/中山貴美子/趙方豪/大坂志郎/初井言栄/藤木悠/藤田弓子/名古屋章/村瀬幸子/平田満/沖田浩之/朝丘雪路
★3日間上映

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jidaiya2[1]東京の大井で、三十五歳でまだ独り者の安さんと呼ばれている男が「時代屋」という骨董屋を営んでいる。この店は、品物じゃなくて時代を売るから時代屋というので、安物ばかりだが、思い出と歴史の滲み込んだ古くさいミシンや扇風機が並べられている。
夏のある日、野良猫をかかえ銀色の日傘をさした、真弓というなかなかいい女がやって来ると、そのまま店に居ついてしまう。一緒に暮すようになっても、安さんは真弓がどういう過去を持っているか訊こうともしない。そんな真弓はひょいと家を出ていき、暫く戻ってこないかと思えば、何事もなかったかのようにひょいと帰って来る。今度もまた、近所に買い物でも行くように家を出た真弓だったが・・・。

pic東京の南はずれ、大井町の陸橋の下にある「時代屋」という古道具屋。この店の主人・安さんと女房の真弓、近所仲間の喫茶店のマスター、バーテン、クリーニング屋など、都会の弧愁を引きずった人々が綾なす人間模様を、喜劇映画の名匠・森﨑東が描く。脚本には荒井晴彦が参加、原作は、本作で直木賞を受賞した村松友視の同名小説。
夏目雅子は、渡瀬恒彦演じる時代屋の主人の女房・真弓と、カーリーヘアの美郷の二役という難しい役どころに挑戦している。

 

鬼龍院花子の生涯
(1982年 日本 146分 35mm ビスタ/MONO)

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2015年9月5日-9月7日上映
■監督 五社英雄
■原作 宮尾登美子
■脚本 高田宏治
■撮影 森田富士郎
■編集 市田勇
■音楽 菅野光亭
■出演 仲代達矢/岩下志麻/夏目雅子/佳那晃子/高杉かほり/中村晃子/新藤恵美/室田日出男/夏八木勲/佐藤金造/アゴ勇/益岡徹/松野健一/古今亭朝次/岩下浩/誠直也/梅宮辰夫/岩尾正隆/成田三樹夫/内田稔/小沢栄太郎/内田良平/夏木マリ/山本圭/丹波哲郎/綿引洪
■1982年ブルーリボン賞主演女優賞受賞
★3日間上映

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kiryuin2[1]大正十年。松恵は土佐の高知にその名をとどろかしていた侠客の親分、鬼龍院政五郎の養女となった。“志士は出るが侠客は育たない”といわれた土地にあって、政五郎は侠客業の看板をあげ、四国一といわれる魚市場、港、遊郭を支配下に威勢を誇っていた。
鬼龍院家での松恵は政五郎の身のまわりの世話だったが、そこで彼女はすさまじいまでの女の業と生きざまを見ることになった。鬼龍院には分家があり、主家には正妻の歌が住み、向い家には要の牡丹と笑若が囲われていた。愛欲地獄ともいうべき姿をまのあたりにして、松恵の少女から女への成長がはじまった・・・。

pic大正から昭和にかけての二つの時代を背景に、高知・土佐の侠客・鬼龍院五郎と、これをとりまく女たちの愛憎をエロチシズムとダイナミックな映像美で描く超大作。特異な世界の男と女を描き続けてきた直木賞作家・宮尾登美子の原作を、『吉原炎上』等ダイナミックなタッチで知られる五社英雄監督が映像化。主演の仲代達矢との名コンビで、鮮烈な極彩美によるドラマを展開している。
五郎を囲う女たちを、岩下志麻、夏目雅子、中村晃子、夏木マリなど女優たちが熱演。このほか山本圭、夏八木勲、成田三樹夫、丹波哲郎など名優が脇を支える。夏目雅子は自ら五社監督に出演を交渉し、ヌードも辞さぬ迫真の演技でこの年のブルーリボン賞を受賞。夏目の台詞「なめたらいかんぜよ!」は流行語となった。

 

 魚影の群れ
(1983年 日本 135分 35mm ビスタ/MONO)

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2015年9月8日-9月11日上映
開映時間
【9/8(火)-9/10(木)】12:35 / 17:40
【9/11(金)】10:40 / 15:55

■監督 相米慎二
■原作 吉村昭
■脚本 田中陽造
■撮影 長沼六男
■編集 山地早智子
■音楽 三枝成章
■出演 緒形拳/夏目雅子/佐藤浩市/下川辰平/矢崎滋/寺田農/木之元亮/レオナルド熊/石倉三郎/三遊亭円楽/十朱幸代
★4日間上映
★トークショー開催のため、9/11(金)のみ上映時間が変わりますのでご注意ください。

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gyoei2[1]小浜房次郎は、娘トキ子が結婚したいという、町で喫茶店を営む俊一に会った。彼は養子に来て漁師になっても良いと言う。マグロ漁に命賭けで取り組んできた房次郎は、無性に腹だたしく感じた。店をたたみ大間に引越してきた俊一は、毎朝海に来てマグロ漁を教えて欲しいと頼む。家出した妻のように娘が自分を捨てるのではないかと恐れた房次郎は、しぶしぶ俊一が船に乗り込むのを許した。連日船酔いと戦っていた俊一がようやくそれに打ち勝ったある日、遂にマグロの群れにぶつかったのだが・・・。

pic下北半島最北端の漁港大間を舞台にした吉村昭の原作「魚影の群れ」は、厳しい北の海で小型船を操り、孤独で過酷なマグロの一本釣りに生命を懸ける海の男達と、寡黙であるが情熱的な女達の世界を雄大なスケールで描いたもの。何度も映画化の話が出ながら実現しなかったこの作品を、『台風クラブ』の相米慎二が監督した。脚本は『ツィゴイネルワイゼン』の田中陽三。
父親役の緒形拳が1ヶ月前から現地入りし役作りをする中、娘役の夏目は物おじせず体当たりで演技。役者を褒めることのない相米監督をも納得させた。

 

瀬戸内少年野球団
(1984年 日本 143分 35mm ビスタ/MONO)

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2015年9月8日-9月11日上映
開映時間
【9/8(火)-9/10(木)】
10:00 / 15:05 / 20:10
【9/11(金)】13:15 / 19:20

■監督 篠田正浩
■原作 阿久悠
■脚本 田村孟
■撮影 宮川一夫
■美術 西岡善信
■編集 山地早智子
■音楽 池辺晋一郎
■出演 夏目雅子/郷ひろみ/岩下志麻/佐倉しおり/大滝秀治/加藤治子/伊丹十三/島田紳助/ちあきなおみ/渡辺謙/大森嘉之/山内圭哉/沢竜二
■1984年日本アカデミー賞撮影賞・新人俳優賞(佐倉しおり)受賞/ブルーリボン賞作品賞受賞
★4日間上映
★本編はカラーです。
★トークショー開催のため、9/11(金)のみ上映時間が変わりますのでご注意ください。

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setouchi2[1]昭和20年9月の淡路島。初等科5年男組の三郎と竜太とその仲間たちは、国語の教科書の不適表現箇所を墨で塗りつぶしていた。皆、夢も失い何になってよいのか皆目見当がつかなかった。担任の駒子先生も、新婚早々に出征した夫正夫が戦死し、婚家の網元にとどまるかどうか迷っていた。義理の両親は、次男の鉄夫との再婚をすすめる。

新学期が始まると、武女という少女が海軍総督だった父に連れられ島に転校してきた。武女のきりりとした美しい顔立ちとハキハキした態度に竜太たちはときめき、武女を進駐軍から守ろうと誓い合う。

一方、担任の駒子先生の、戦死したと思われていた夫・正夫が復員してきた。かつて甲子園に出場したことのある正夫は子供たちに野球ボールを渡し、江坂タイガースが発足する――。

pic直木賞候補に挙げられ話題を呼んだ阿久悠の自叙伝的小説の映画化。淡路島を舞台に、敗戦直後の混乱期を野球に夢を託し過ごした子供たちと先生のふれあいを、時代の雰囲気を活写しながら美しい島の四季の移ろいの中で描いていく感動作。監督は『乾いた花』『心中天網島』の篠田正浩。撮影は名カメラマン宮川一夫が務めた。
出演は野球団の子どもたちのほか、夏目雅子をはじめ、郷ひろみ、岩下志麻、大滝秀治、伊丹十三らが脇を固める。また、若き日の渡辺謙や三上博史も出演している。駒子先生を演じた夏目雅子は、本作が遺作となった。

出典:早稲田松竹映画劇場

 

 

 

 

 

 

 

 

DATA
早稲田松竹映画劇場
TEL
03-3200-8968
住所
新宿区高田馬場1-5-16 
入場料:1,300円(大人)/1,100円(学生)/800円(ラスト1本)など

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