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早稲田散歩vol.4【藪野健作品から見る早稲田今昔】

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みなさんこんにちは。猛暑日が続いていますね。気温が体温と同じだと溶けてしまいそうです。

先日、會津八一記念博物館主催「AIZU MUSEUM創立20周年記念・藪野健展─記憶の扉を開けて」に行ってきました。展示作品の中に早稲田大学のスケッチがあり、現在とは違う風景に惹きつけられました。そこでスケッチ写真と実際の景色を見比べてみよう!ということで、許可をいただき、今回は

"藪野健作品から見る早稲田今昔"をお送りします!

本展覧会は8月5日(日)までの開催で、4日(土)12時〜と5日(日)13時〜は藪野先生によるギャラリートークも開催されます。両日ともオープンキャンパスにあたりますので、高校生の方もお気軽に参加してほしいですね。

それではまず早稲田キャンパス、通称本キャンから見比べていきましょう。

 

1.「早稲田大学正門」

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1923年頃の風景で、創設当時の正門が描かれています。赤煉瓦の塀がおしゃれですね。後で知ったのですが、かつての正門は現在の南門寄りの場所にあったそうです。そしてこのスケッチの右奥に見える門が、今の正門の位置に当たります。スケッチ右端にピンク色の門衛所が見えますね。

 

 

2.「3号館政治経済学部」

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スケッチは、1933年竣工後から2012年の建て替え前までの建物です。現在の3号館は2014年に新しく建てられました。低層階は旧3号館の意匠を再現しており、建物内で瓦屋根を見ることができます。そして設備の良さに他学部生は羨望しています…。教室に加えて、ICC(異文化交流センター)やW space (コワーキング・スペース)、ライティングセンターなどもあり、大きな役割を担う建物です。

地下の学生読書室前には藪野先生の作品「ある日・丘」が飾られていますよ。

 

3.「11号館商学部」

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スケッチは1938年に竣工された校舎。現在の校舎は2009年に建て替えられました。建物の正面は再現されており、入り口部分の白い柱も残っています。商学学術院事務所に加え、国際教養学部事務所も入っています。留学生を多く見かける場所です。

 

4.「6号館森村豊明会記念応用科学実験室」

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1937年竣工当時から変わらない姿で建っている鉄筋コンクリート建築。1967年までは理工学部が使用していたそうです。今は1階に教育学部理科系の実験室や研究室、2~3階には演劇博物館の事務所や資料閲覧室が入っています。建物全体が貴重な資料の宝庫ですね。1階の廊下には鉱石や骨などが展示されていて、ミニ博物館のようです。

 

5.「16号館教育学部」

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1967年竣工の16号館は、教育学部専用校舎として建てられました。正門から遠いことから学生の間で「チベット」と呼ばれることもあります。左隣にあるのは14号館です。かつては建物間の距離が広く、渡り廊下があったようですね。思った以上に変化があって驚きました。

 

6.「第1学生会館・會津博士記念東洋美術陳列室」

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今は27号館、別名小野梓記念館が建っており、1階部分のギャラリーは受け継がれています。学生会館はサークルの部室がある建物のこと。現在は戸山キャンパスにありますが、本キャンの目の前にあったのですね!ちなみに第2学生会館は現大隈記念タワーの位置に建っていたとか。とても不思議に感じます。きっと目の前のロータリーは賑やかだったのでしょうね。

 

7.「戸山キャンパス」

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1962年に建設された戸山キャンパス。手前の低層棟は31号館、奥の高層棟が33号館です。早稲田卒であり、日生劇場などを手がけた建築家、村野藤吾が設計しました。33号館は2014年に建て替えられました。幅が倍になったように見受けられます。旧建物のレリーフは今も移設され残っていますよ。

スロープ右側の木の種類が替わったようで、同じ構図で写真を撮ろうとするとかぶってしまいました。そのため少し角度をずらしてもう一枚。すると現在建設中の記念会堂、「早稲田アリーナ」が写りました!また屋上庭園も植樹が行われ着々と完成に近づいています。

 

8.「西早稲田キャンパス51号館理工学部」

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51号館は安東勝男教授により設計され、1967年に竣工しました。51号館の1階には藪野先生の「遠い日を歩く」が飾られているのですが、この作品は早稲田キャンパスの風景を描いています。遠くに富士山が見えたり、大隈邸が描かれていたりと見所がたくさんありました。

筆者は西早稲田キャンパス(通称理工キャンパス)に初めて入ったので、スケッチと同じ構図になる場所がわからず、あちこち彷徨いました。数十分探しまわったすえ、53号館4階にたどり着きました!ここだ!

左に佇むV字の屋根(?)が特徴です。なお1階から51号館を見上げると、木が重なってしまいました。写真撮影時の空の青さが、スケッチと似通っていてきれいでした。

 

いかがでしたか?筆者はこれからも変化を続ける早稲田大学を見ていきたいなと思いました。

参考文献:『AIZU MUSEUM創立20周年記念・藪野健展─記憶の扉を開けて』展覧会カタログ、早稲田大学會津八一記念博物館、2018

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「AIZU MUSEUM創立20周年記念・藪野健展─記憶の扉を開けて」

・会期:2018年6月28日(木)~8月5日(日)

・会場:會津八一記念博物館 1F企画展示室、2F常設展示室

・時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)※金曜日のみ10:00~18:00(入場は17:30まで)

・入館料:無料

會津八一記念博物館お問い合わせ(電話): 03-5286-3835

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