マイ本 Vol.59 小説『素敵な選TAXI』著者:バカリズム ポプラ文庫 刊
MY本 Vol.59
約500人もの学生を束ね、早稲田大学の理工キャンパスで秋に開催される理工展の主催団体「理工展連絡会」代表の湯山さん。中学3年の頃、バカリズム脚本のドラマ「素敵な選TAXI」を観て面白いと感じ、小説版を購入したそう。本著は人生の分岐点の選択に失敗した主人公が、時間を巻き戻して再度やり直してみるという物語の短編集。
この本は湯山さんの人生においての決断に大きな影響を及ぼした。当時チャレンジしたいことがあっても、失敗を想像して行動を躊躇し、挑戦しなかった事を後悔する事が多かった。しかし人生の選択で「やらない後悔よりやる後悔」と考えるようになり、高校1年時に中学で挑戦できなかった文化祭実行委員となり、翌年には副委員長を務めることとなる。その決断は、大学進学後も現在の理工展連絡会代表という立場にも繋がっているそう。
小説から自分の思いを正直に、素直に伝える事の大切さを改めて感じた湯山さんは、代表としても全体を見渡しながら、会員の思いや考えを素直に伝え合える環境作りを心掛けているという。自分達がやりたい事、思いを形にして運営を楽しむ事で、来場者も楽しんで満足出来る理工展が出来上がるのではないか、と話す。「SPIRAL」をテーマに開催する今年の理工展。これまでの理工展で培ってきた様々な知が巡り重なってできる、ここにしかない知的かつ参加者の想いが渦巻く催しとなることだろう。
バカリズムが自身初の連続ドラマ脚本を自ら小説化!張り巡らされた伏線や軽妙な会話などドラマとは一味違った面白さで蘇る。
第73回 理工展連絡会代表
湯山 理央さん
早稲田大学先進理工学部 生命医科学科3年。西早稲田キャンパスで開催される理工展は例年約2万人もの来場者を誇る。「第73回 理工展」は2026年11月7日(土)・8日(日)10:00~17:00(2日目は16:00まで)開催。
☆理工展連絡会
https://rikoten.com/







