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『ステレオタイプの科学〜「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか〜』

著者:クロード・スティール 訳:藤原朝子 日本版序文:北村英哉 英治出版 刊

MY本 Vol.43

相内優香

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 アナウンサーとして働きながら、社会人学生として大学院でMBA取得を目指す相内さん。学びに貪欲な彼女は、池上彰さんが東工大の学生らと開催している読書会で本著と出会った。この本では「女性は数学が苦手」「人種によって学業成績に差がある」など、人々はステレオタイプの脅威に晒され、固定概念によって実力が発揮できない事実、またその脅威から抜け出す方法について社会心理学の視点から科学的に解明している。

 「“人間のバイアスに火を付けるのは、なんと簡単なのだろう”という一説がとても印象に残っています」と話す相内さん。「自分の軸がないと、いとも簡単にステレオタイプのイメージに揺らいでしまう。ステレオタイプの考え方は普通の人間の機能であり、無意識に加害者にも被害者にもなる。だからこそステレオタイプの脅威を乗り越えるために、日常生活や仕事の取材でも、自分で情報の取捨選択をし、“私はステレオタイプを選ばない”ことを意識し、人の肩書や見た目、印象だけでは人を決めつけないようにしています」という。この本をきっかけに、思い込みをなくして、想像力を大切に、広い視野で考え、人と接するようになったそうだ。

 私たちの社会は、性別、年齢、職業、学歴、人種など多くの固定概念を抱えている。人の基本的な機能であるステレオタイプの考え方と前向きに付き合っていくヒントとなる本著は、SDGs(持続可能な開発目標)が叫ばれる現代社会において一つのバイブルになるのかもしれない。

書影

性別、人種など社会に潜む根拠のないステレオタイプ 脅威により、本来発揮できるはずの能力や才能が抑制されていることを科学的に検証。

テレビ東京アナウンサー

相内 優香さん

テレビ東京の経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」をはじめ「Mix alive presents田村淳が豊島区池袋」などを担当。2020年4月より経営管理修士(MBA)取得を目指し、早稲田大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)に社会人入学。

公式Twitter
@yuuka_aiuchi

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