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ババくる!? 第五十場 ゲスト:宮崎宣子

ジモア宣伝隊長HEY!たくちゃんのババくる!?

ものまね芸人HEY!たくちゃんが、高田馬場で対談! 今回のゲストは、早稲田大学出身のアナウンサー・実業家の宮崎宣子さん。日本テレビに入社し情報番組・バラエティー番組で活躍しフリーへ転身。現在はハーブの会社を起業し、会社経営とアナウンス業をこなしながら早稲田大学ビジネススクールでMBA取得を目指し経営学の勉強をしています。たくちゃんが、経営と学業を両立する宮崎さんのパワフルな活動に迫ります。

早稲田大学のキャンパス内にある「早稲田大学坪内博士記念演劇博物館」にて。ここは1928年に設立されたアジア唯一の演劇専門博物館。クラッシックな建物を舞台に対談がスタート!

 

たくちゃん:宮崎さんと初めてお会いしたのは、2007年12月の『ラジかるッ』で宮崎さんが寝坊して生放送に遅刻した日だったんですよ。

宮崎:えっ、本当に? よりによって“あの日”が初対面ですか?

たくちゃん:宮崎さんに「おはようございます」ってご挨拶した時、申し訳なさそうな顔をされたのを良く覚えています。

宮崎:皮肉にもあの日『ラジかるッ』が過去最高視聴率を取って、スポーツ新聞全紙にも載りまして…。翌朝には新聞記事紹介コーナーで、自分の遅刻ネタを自分で読むという地獄を見ました。あの日からですよ、私の人生がおかしくなったのは(笑)。

たくちゃん:芸人仲間の間で「宮崎さんいい!」って話題になってました。男って隙がある方が、魅力や親近感を感じるんですよ。

宮崎:さすがに社会人失格ですよ(笑)。アナウンサーはきちんとしなきゃいけない職業なので遅刻は絶対にダメだし、「人生終わった!」って後悔したし、報道に行く夢も捨てました。

たくちゃん:僕も最近、朝の番組に6:30入りしたけどキツいですよね。

宮崎:早朝の「Oha!4」をやっているときは、夜12時起きの1時出社だったんです。4時から生放送を週3日やって、それ以外に週2のロケ、ナレーションや夜の番組もやったら睡眠がぐちゃぐちゃで、睡眠障害や味覚障害になりました。睡眠薬と安定剤を飲んで仕事を続けていると、今度は自律神経失調症と診断され、番組を降板して休業しました。宮崎の実家に帰って、お医者さんのアドバイスでハーブティーを薦められたんです。最初は半信半疑でしたが、実家の裏山を散歩して、薬を止めてハーブティーを飲んで、体内時計を戻す生活をしてみたら、1ヶ月で味覚は戻ってきて、半年で体調が整ってきました。ハーブの効果ってすごいと思いました。

心身を癒してくれたハーブを学び、商品開発&起業へ

たくちゃん:局アナ時代にハーブに癒された経験からハーブの会社を始めたのですか?

宮崎:そうですね。日本テレビ退職後に、ハーブの資格を取得して、ヨーロッパのハーブ園を巡りました。自分にしかできない仕事はないか、と色々考え宮崎県でハーブ園を経営し、農学博士の方と共同で商品開発を始めました。

たくちゃん:ハーブの本場で研究しているんですね。

宮崎:ボディケア商品の着想を得たのは、母が「お父さんのことは嫌いじゃないけど臭いが苦手だから、一緒のベッドで寝るのはちょっとね…」と言っていたのがきっかけです。確かに、いびきや臭いが原因で夫婦の距離が離れていくって良く聞くなあって…。もし臭いが良くなれば、お互い近づけるかもしれないと閃きました。

たくちゃん:あ~、わかります。臭いの快、不快ってありますよね。ラーメン屋の僕は、匂い出しまくってますから(笑)。

宮崎:女性の臭いに対する意識調査によると、どんなに嫌いな上司でもいい香りがすると辛く当たれないらしいんです。また、出会ったばかりの男性の第一印象がいまいちだとしても、近づいた時にいい香りがすると、「声がいいな、服装おしゃれだな、話のセンスいいな」というようなポジティブな印象ばかりが浮かぶそうです。女性は外見がどんなに好きでも臭いがダメだとお付き合いは難しく、身体が本能的に拒否してしまうそうです。

たくちゃん:フランス映画『パフューム ある人殺しの物語』を観たんですが、香りの力で人を狂わしたり、争わせたり、ついには王国が崩壊するとんでもない話でした。

宮崎:香りの力は侮れないですね。研究開発の末、ハーブが持つ誘引効果と体臭をかけ合わせた商品が完成しました。弊社のボディケア商品は、男性特有の汗・皮脂・加齢の臭いを取って、女性に好まれる香りが体に残る仕組みです。逆に男性が女性に対して憧れる香りもあります。女性用は、バラとバニラの香りを配合した甘くて上品な香りで、美肌・美白効果も含まれ肌を滑らかにします。男女がお互いに惹かれ合う効果がある商品を3年かけて開発しました。

たくちゃん:すごい、僕も使いたくなってきました!

宮崎:いま在庫切れでして…。リピートしてくれるお客様が増えてきて、男性用は欠品中で1月中には入荷予定です。

「いい商品できたけど、どう売るの?」大学院で猛勉強

たくちゃん:いま大学院で経営学を学んでいますけど、どうして早稲田のビジネススクールに通おうと思ったのですか?

宮崎:商品づくりが大事だと思って農学博士と3年間かけて共同開発して「いいものできた!」と思ったんですけど。えっ、「誰が誰にどうやって売るの?」ってなったんです(笑)。アナウンサーしかしてなかったから「マーケティングって何?」って状態で。商品が完成した当初は売り方が分からなくて、サイト制作も含めてコンサルのおじさま方に騙され、お金ばかりばんばん使わされて大変でした。しまいには「どうせ名前でプロデュースしただけでしょ」なんて言われて悔しかったです。

たくちゃん:めっちゃわかります!僕も未だに「本人はラーメン作ってないでしょ」って言われることあります。

宮崎:会社も4年目にさしかかり、黒字化して結果を出さないと潰れちゃうって時に、早稲田のアナウンス研究会時代の先輩に相談しました。先輩がWBS(早稲田大学ビジネススクール)に通っていることもあって、私もそこで経営学を勉強してみたいと思い受験しました。

たくちゃん:芸能界も学び直しブームですよね。恵さん、ロンブーの淳さん、東MAXさんやスザンヌさんも。学部生だった頃とは、やはり違いますか?

宮崎:今は学ばなきゃいけないことがハッキリしているから、前向きですし、全授業に出席してモチベーションも高いです。学生時代は、卒業後に田舎に帰るかもって思っていたので、社会勉強って言い訳して授業も出ずに遊んでばかりいました。

たくちゃん:ギャルだったって噂は本当なんですね(笑)。

宮崎:です!まさに大学デビュー!(笑)。大学院は寝る間も惜しんで勉強してますよ。

たくちゃん:授業を受ける姿勢も違うし、いろいろ質問したくなりますよね。

宮崎:2年間でマーケティングと財務会計など経営戦略をしっかり学ばないと、せっかく大切に生み出した商品を、私の至らなさで潰してしまうかもしれない。いいものを作っても売り手がちゃんと売っていかないと、良さが伝わらないし、届けたい人に届かないなって。

たくちゃん:教室や授業はどんな雰囲気ですか?

宮崎:私が所属している全日制の昼のコースは20代の若い人が多く、銀行などからの企業派遣の方や留学生も多くて人種も様々です。経済学は数式や計算だらけで、ちんぷんかんぷん。グループワーク課題では、講義の傍らでExcelやPowerPointを使って資料を作り、その場でプロジェクターにつないで発表することもあります。私の時代は黒板に紙資料にノートだったので今でもデジタル化に苦労しています。ほんと優秀な人ばかりで、若い子に聞きながら、どんどん吸収しています。グループワーク課題も多く、授業の予習、復習、課題もあり、寝不足でペットの散歩も半分寝ながら歩いています。歳には勝てないです(笑)。

たくちゃん:腰も痛めちゃってましたよね?

宮崎:授業で朝9時から夕方6時迄ずっと座っていたら、腰を痛めて歩けなくなってしまい、しばらくコルセットを巻いて受講していました。もう無理は利かないですよね。

たくちゃん:周りはみんな優秀そうですね。

宮崎:日本の未来は明るいって思うくらい優秀な人ばかりですよ。これほどの人材がいっぱいいるのに、日本の経済が落ちているのは、日本の仕組みが人材を活かしきれてないと思うので若い子には「海外に行っちゃいなよ!」ってけしかけています。

卒業後は海外進出⁉ たくちゃんのラーメンも世界へ?

たくちゃん:卒業後のプランはありますか?

宮崎:卒業する前に、早稲田の制度を使って半年くらい海外留学したいです。そのためにTOEICスコア850以上取らなきゃならないので英語を猛勉強しています。大学で使える制度やデータをフル活用して、今後の商品のエビデンスを作ったり、事業に関わる論文を書いたりしていきたいと思っています。たくちゃんもWBSで一緒に勉強しましょうよ!

たくちゃん:いやいや…、料理の勉強でいま服部栄養専門学校に通っているからそれでいっぱいいっぱいですよ。

宮崎:ハーバードのビジネススクールを卒業したようなグローバルな教授陣や留学生も多いから世界進出にはぴったりですよ。ニューヨークなら鬼そばの「ロブスターラーメン」は5,000円で売れますよ。

たくちゃん:ニューヨークのフードショーには参加しているんですけど出店となると勇気いりますよね。

宮崎:グループワークでみんながビジネスモデルを考えてくれるから。毎日が異業種交流会のようでほんと視野が広がります。人材組織の授業で従業員の扱い方も学べたり…。

たくちゃん:そんな授業もあるんですか? 3年に1回くらい店で人間関係が爆発することあるけど、体感でしか対処できていないです。人材活用はいつも困っています。ところで、将来は海外移住も考えているんですか?

宮崎:将来は複数の海外拠点で数ヶ月ずつ暮らすようなスタイルが良いですね。日本の良さをもっと世界に伝えたいし、海外の人からも学ぶべきだと思っています。留学生に混じって経営学を学んでいることで、当初は市場として想定していなかったアフリカやアジアも視野に入って、近く台湾進出を予定しています。

たくちゃん:人のネットワークが拡がって、人生の層が厚くなりそうですね。僕は入学しないで学べたらいいな。宮崎さんの横でずっと話を聴いてパクりたい。ヘイパクちゃんってことで(笑)。

宮崎:あはは! ヘイパクちゃんって(笑)

たくちゃん:最後に読者へのメッセージをお願いします。

宮崎:大学院って、実は高卒でも入れるし年齢制限もありません。早稲田だからってハードルを高く設定しないで、自分の足りない所を補うくらいの感覚で挑戦したらいいと思います。特に女性は子供がいることや年齢で諦めること多いですよね。WBSには女性で3人の子どもがいて仕事をしながら通う人、妊娠中でアナウンサーの仕事をしながら通って出産したばかりの方もいます。忙しいですけど目的のある学び直しは、卒業する時に全く違った景色が見えるはずです。

たくちゃん:どうもありがとうございました。

心地よく通る声でその場をパッと明るくしてくれる宮崎宣子さん。会社経営に二度目のご結婚、大学院など、充実した日々を生きる女性としての魅力に溢れていました。たくちゃんと宮崎さんの軽快なトークは、まるでラジオを聴いているかのようで、笑いの絶えない現場でした。世界を見据え、目標に向かって邁進する宮崎さんの活躍から目が離せません。


Text: 櫻井 実由莉
Photo: 石森 亨
ロケ地:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 / 早稲田大学歴史館


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公式HP https://emara.co.jp 

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ゲストプロフィール

宮崎宣子(みやざき のぶこ)

1979年9月4日生/宮崎県宮崎市出身。
フリーアナウンサー・会社経営者。早稲田大学第一文学部を卒業後、日本テレビに入社。2012年フリーへ転身。局アナ時代、昼夜逆転の生活で自律神経を崩した際に、ハーブの薬効に救われた経験から、ハーブについて学び資格を取得。宮崎県でハーブ園を経営した後、国産オーガニックハーブ使用の商品を開発。2 0 1 8 年EMARA株式会社を設立しボディーケア商品を展開。現在、早稲田大学大学院経営管理研究科に通い、MBAの取得を目指し経営学を勉強中。

公式ブログ
s.ameblo.jp/miyazaki-nobuko/
公式SNS
Instagram:@miyazaki-nobuko

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