こんなに坂だらけ!? 閑静な街で坂道さんぽ~落合エリア編~【ぶらジモア②】
高田馬場・早稲田・目白を歩く「ぶらジモア」。
第2回目のテーマは「坂めぐり」です!
まるで「ブラタモリ」のようです(笑)
実はこのエリアにはたくさんの坂がありますが、なかでも神田川と妙正寺川、2つの川が台地を削ることで作り出された「目白崖線」は特徴的な地形として有名です。
地図でこのエリアの地形を見てみると、ちょうど川沿いにでこぼこした地形があることが分かります。
落合の地形と今回のルート(Googleマップより)
今回から2回に分けて坂めぐりをしていきます!
まずは落合エリアを歩きます。ルートは西武新宿線中井駅を出発し、目白大学を経由してから、東に向かってJR山手線目白駅を目指します。
【ーの坂~八の坂】
まず、山手通りを境にして西側のエリアを歩きます。地図を見ただけでも、坂道が多いことが分かりますが、それぞれ「一」から「八」までの数字が振られたものなど、きちんと名前がついています。
普段から使う道にどんな名前がついているか、意識することはあまりありませんが、ここでは坂の名前が書かれた標識が立てられており、その存在感の強さを感じます…!
山手通りより西側の坂道(Googleマップより)
中井駅を出発し、坂下にぴったり沿うように続く中井通りを歩きます。この通りから坂道を見上げながら歩きます。
はじめに、二の坂が見えました。道幅広く、緩やかな傾斜であり、坂の多い落合エリアに迎え入れるようです。
この坂は蘭塔坂とも言いますが、標識より「かつてこの坂の途中に墓地があり、蘭塔と呼ばれる卵形の塔婆があり、多くは禅僧の墓標として用いられた」とあります。
二の坂(写真はすべて筆者撮影)
三の坂
四の坂は、背の高い木々に囲われて、ひっそりとした雰囲気です。その先には急な階段が続いており、まさに崖を登るような気分です…!坂のすぐ隣には林芙美子記念館があります。他の坂は住宅地の中を通ることが多いですが、ここは人目につかない静けさが感じられます。
四の坂①
四の坂②
近くに「落合に住んだ文化人」という看板がありました。かつて、この落合エリアには、多くの文化人が住んでおり、「のどかな田園風景と閑静な住宅地広がる地域であった」とあります。そんな落合の雰囲気は散歩しながらも感じられてとても良いです♪

五の坂
六の坂から八の坂はまっすぐに道が続いています。七の坂と八の坂は、坂を登り切る手前のところで、ぐいんと傾斜がさらにきつくなっているように見えます…!
六の坂
七の坂
八の坂
一の坂はまだですが、ここまで二の坂から八の坂を順に見てきました。ゆるやかに蛇行しながら西に向かって歩いてきた道も、妙正寺川に突き当たるところまで来ました。この場所からはちょうど坂の上に立派に構える目白大学の姿があります!

それでは、次は目白崖線の上にある坂上通りを歩きます。きっと見晴らしのいい綺麗な景色を楽しめます!
この坂上通りの入口にあたる坂はバッケの坂を登ると、そのすぐ先にごりょう坂があります。坂下が見えなくなるほど急な傾斜です…。空が低く、自分と同じ目線に見えている印象的な景色です♪

六の坂からは、まっすぐに続く道の下から、電車が駆け抜けていく光景が見えました。出発地点の中井駅はアニメーション映画『時をかける少女』のモデルの場所ですが、この光景は作中にある、踏切へと続く急な坂道が思い浮かびます。

一の坂です。道の途中には中井東公園があります。坂道をたくさん歩いていると、公園のような傾斜のない平らな場所を見つけると安心感があります。

公園からは車の通りが多い、山手通りを見下ろせました。台地の上はやはり空が広く見渡せて綺麗な景色です!

一の坂の隣にある振り子坂を下る途中で、新宿の高層ビル群を見えました。遠くからでも目立ちますね!

【聖母坂~学習院椿の坂】
山手通りより東側の坂道(Googleマップより)
さて、山手通りの西側を歩いてきました。続いては、山手通りを東に越えて、聖母坂から目白駅に向かって歩きます。
山手通りから10分ほど歩き、聖母坂に着きました。これまでのように住宅の間をひっそりと通る坂道とは違い、道幅も大きく堂々としています!

そこから分かれる道に入ってしばらく歩くと、久七坂に辿り着きます。ここからも遠くに新宿のビル群が見えます。

久七坂を通り過ぎて、5分ほど歩いたところに東長谷寺薬王院があります。入口は庭園のように落ち着いた雰囲気です。ここでは寺院の建物とその周辺の木々が崖を登って高くなっている様子が分かります。目白崖線がすぐそこにあるのだな…と実感できます。

ここからまた5分ほど歩くと七曲坂があります。標識より「折れ曲がった坂であることからこの名がついた(『江戸名所図会』)。古くは源頼朝が近在に陣を張った時、敵の軍勢を探るためにこの坂を開かせたという伝説がある(『遊歴雑記』)」とあります。
実際に歩いてみると、確かに大きな蛇行のあり、道の先が見えないほどです!

また、湧水地として有名なおとめ山公園のすぐ隣には相馬坂があります。
標識より、「この坂に隣接する『おとめ山公園』は、江戸時代には将軍家御鷹場として一般人の立入りを禁止した御禁止山(おとめやま)であった。この一帯を明治時代末に相馬家が買い取って屋敷を建てた。この坂は新井薬師道から相馬邸に向け新たに通された坂道であるため、こう呼ばれた」とあります。

相馬坂のすぐ隣にあるおとめ山公園には、急な斜面に階段があり、崖線の上にいるよく分かります…!

さらに5分ほど歩くと、目白の落ち着いた上品な街並みが続きます。そして、学習院椿の坂が見えました。
右側に学習院大学があり、左側にも建物同士がゆとりある空間を持って並びます。道はまっすぐで傾斜が緩やかです。駅に近いにも関わらず、喧騒を感じさせない場所でした。

坂上からの景色は新宿のビル群を背景にしつつも、生い茂る緑が印象的です。

坂を登り切って目白駅に到着しました。ここまで2時間ほど、ゆったりと坂めぐりを楽しめました。閑静で落ち着いた雰囲気の落合の街と、坂上から見えた新宿のビル群がとても印象的でした!
次回は目白エリアの坂を巡ります!
不定期の更新ですが・・・お楽しみに!!







